【初心者向け】美術品投資のメリット・デメリット・売買方法まで徹底解説!

「美術品投資って難そう」

美術品投資と聞くだけでこのイメージが先行しませんか?

今回は

美術品投資のメリット・デメリット・売買方法について皆さんに解説した上で、

初心者にも簡単に始められる美術品投資についてもご紹介していきます。

美術品投資とは

美術品投資とは、文字通り美術品を購入し、売却する際の値段と購入時の値段の差額を利益にする投資のことです。

どんな美術品が投資になるか

投資可能な美術品の例
  • 絵画
  • 浮世絵
  • 書道
  • 陶芸
  • NFTアート

絵画

絵画と聞くとゴッホやダリと言った有名作家が想像されがちですが、現代アートも絵画に含まれます。現在は現代アート作品が国内でも数百万で取引されるほどアート業界が盛り上がりを見せ、今までアートに精通してこなかった人でも数百万で絵画を購入する時代が来ています。

また、数万から購入できる絵画もたくさんあるので、初心者にも敷居が低くなっています。

浮世絵

浮世絵は日本だけでなく世界で評価されている美術品です。版画なので油絵などとは違い同じ絵が複数枚流通していることもあり、西洋画などと比べると価格が低いのですが、ここ数年で市場価格が2〜3倍に跳ね上がっています

書道・陶芸

書道や陶芸作品で高値がつく物は、美術品の中でも骨董品に分類されることがしばしばあります。骨董品の中には歴史的に価値が担保されているものも多く、物によっては価格が下がりにくいのが特徴です。

NFTアート

NFTアートとは、デジタルデータ(音楽やイラスト・写真など)と、ブロックチェーン技術を使ったNFTという唯一無二・偽造不可能なデータを連結させたものです。

デジタルデータは今までネット上で実質コピーし放題でした。しかし、デジタルデータをNFTと紐づけることによって、皆さんが想像する美術品と同じ様に作品が本物であることが証明できる様になりました。

実物のない美術品(デジタルデータ)にもNFTというネット上の鑑定書兼証明書が付けられる様になったとイメージすると分かりやすいのではないでしょうか。

NFTアートについて詳しく知りたい方には以下の記事がおすすめです。

nft

【初心者向け】NFTとは結局何?なぜ価値がある?特徴や課題を徹底解説

2021年7月23日

保管について

美術品投資といった実物資産を運用する際は、必ず投資した資産をどこかに保管しておく必要があります。金や宝石であれば保管の手間はたかが知れていますが、美術品は違います。

上で説明した美術品の場合、NETアート以外は高温多湿な場所や直射日光を避けなければなりません

※NFTアートの場合デジタルデータなので保管の手間がなく、ブロックチェーン上にデータがあるので破損などのリスクも極めて低いです。

 

投資向きの美術品の特徴

希少性

投資の対象という観点だけでなく、価値が高い「モノ」の特徴として希少性が挙げられます。希少価値が認められる美術品の価値は自ずと高くなります。

普遍性

希少価値が高いモノでも人々からの人気がなければ美術作品を売る事はできません。今後も人気が続くであろう有名なアーティストの作品を購入したり、新鋭のアーティストの中でも長期的に人気が出そうなアーティストの作品を選ぶのが良いでしょう。

耐久性

耐久性のあるモノという条件は投資目的で美術品を購入する上で重要な条件となります。なぜなら美術品投資をする際に大きなネックになるのが保管の手間だからです。専門業者に保管を依頼した場合は金銭的なコストも想定されるので最終的な収益に関わる重要な観点となります。

美術品投資自体のメリット・デメリット・注意点

メリット

美術品投資のメリット
 

  • キャピタルゲイン(買値と売値の差額)が得られる
  • 減価償却できる
  • 保有している間、鑑賞して楽しめる 

キャピタルゲインが得られる

美術品投資では株主への配当や家賃収入の様なインカムゲインと呼ばれる利益は原則出ません。美術品投資の収益は購入時と売却時の値段の差額であるキャピタルゲインです。

美術品はプレミアがつくことや、作家の人気が高まったことにより値段が大きく上がることがしばしばあります。例えば、数年で倍以上の値段まで跳ね上がるという話はよくあります。これが、美術品投資での収益につながるのです。

減価償却により節税が可能

100万円以内の美術品であれば、減価償却の対象となります。減価償却とは時間の経過に従って価値が下がっていく品物に関して、減った価値の分を年度ごとに経費としての購入にかかる経費を品物ごとに決められた年数で分割して計上できる制度です。この減価償却をすることで、法人税を減らすことができます。

古美術品など歴史的な価値により価値の減耗が認められない美術品は除外されるので注意が必要です。

投資目的で購入した美術品の場合、現実的に減価償却が認められないケースもありますが、一つのメリットとして心に留めておくといいでしょう。

保有している間、鑑賞して楽しめる

金銭的な利益ばかり追ってしまいがちですが、そもそも美術品には観賞物としても価値があります。売却する前の美術品は観賞用として飾っておくことで楽しむことができます。

デメリット

美術品投資のデメリット
  • 中長期的な投資になってしまう
  • 保管の手間
  • 日本の市場の狭さ

中長期的な投資になってしまう

株や証券と比べて即時換金ができるわけではないのが美術品です。また、値段もすぐに上がるわけではないので最低でも数年単位の投資になってしまいます。短期的にお金を稼ぎたい人にはお勧めしません。

保管の手間

美術品は宝石や貴金属と違い正しい方法で保管しなければなりません。保存状態が悪いと褪色したり、カビが生えてしまいます。美術品は劣化してしまうと価格が下がってしまいます。コストはかかりますが業者に頼んで保管しておくのが一番安心でしょう。

ちなみに先ほども説明した通り、 NFTアートはデジタルアートなので保管の手間はありません。NFTアートの方が初心者にとっては敷居が低いです。

【話題のNFTで稼ぐには?】NFTの投資方法・メリットやデメリットについて徹底解説 

2021年7月9日

日本の市場の狭さ

日本でのアート市場は盛り上がってきているとはいえ、日本のアートの市場規模は世界の5%未満と、海外と比べると見劣りしてしまいます。海外の方が一般の人が強い関心をアートへ向けており、その分日本と比べ買い手も多いと言えます。日本ではアートを売ろうとしても買い手が少ない分、すぐに売れるとは限りません

素人が目利きや仲介業者の選定などを経て保管して利益をあげるのはなかなか難しいかもしれません。

しかし、NFTアートはネット上で取引が行われ、日本の市場規模は関係なく、世界中の人と取引が可能です。実物資産である美術品投資の手順が難しい様であれば、非実物資産であるNFTアートへの投資をお勧めします。

nft

【初心者向け】NFTとは結局何?なぜ価値がある?特徴や課題を徹底解説

2021年7月23日

注意すべき点

  • 目利きが難しい
  • 仲介業者の選定が困難
  • 減価償却できるとは限らない

目利きが難しい

利益を追求するなら今後人気になりそうな若手アーティストの作品なども視野に入れる必要があるはずです。自分の予算の範囲内で今後値崩れしなさそう作品や値上がりしそうな作品を探すのは素人には難しいでしょう。

仲介業者の選定が困難

素人には目利きが難しい場合、仲介業者にどの作品を買うかを提案してもらう必要があります。また、自分で作品を選んだとしても悪質な業者に出会ってしまった場合、足元を見られ割高な値段を要求される可能性もあります。

美術品を取引する際、信頼のおける画廊や美術商と出会う必要があるのです。

減価価償却できるとは限らない

先ほども書いた通り減価償却には諸条件があります。骨董品に分類される美術品は歴史的価値が認められるため、減価償却の「時間の経過により価値の下がるもの」という条件が満たされません。また、取得価額が100万円以内という縛りもあります。

どんな人に美術品投資は向いているか

  • ​​節税したい人
  • 美術品が好きな人、自分で目利きできる人
  • 中長期的な投資を行いたい人

売買方法

美術品の売買方法として以下の手段が挙げられます。

  • 買取専門業者
  • インターネットオークション
  • 美術品専門オークション会社
  • 画廊(ギャラリー)での委託販売
  • NFTマーケットプレイス

買取専門業者

買取専門業者なので販売は基本的に請け負わず、買取に特化したのが買取専門行者です。買取専門業者の場合は、自宅まで美術品を見に来てくれる出張買取サービスをしているところも多いので手間もなく安心です。しかし、新規参入がしやすい職種ではあるので、業者の見極めが重要です。

インターネットオークション

インターネットオークションは一見手軽な様にも見えますが、手数料やトラブルの多さなど注意点がたくさんあります。

インターネットオークションでは購入者が入札前に実際に美術品を見ることができないため、保存状態についてなどでトラブルになる可能性があります。出品する際に写真撮影や商品説明などを自分で行わなければならないので、実はは手間がかかります。

また、インターネットオークションではその場にいる人の中で値段が吊り上がっているので相場という概念がありません。相場より低い値段で落札されてしまう可能性もありますが、その分相場以上の値段を狙うことができるというのがメリットです。

美術品専門オークション会社

美術品専門のオークション会社はプロが責任を持ってオークションに出してくれるので安心です。ですが、オークション会社によっては最低でも100万円以上の高額商品しか取り扱っていないところもあるので、自分の美術品に見合ったオークション会社選びが必要となります。

オークション会社ではオークション形式で美術品を販売できる反面、インターネットオークション以上に手数料がとられてしまうというデメリットがあります。出品を依頼してから換金されるまで数ヶ月かかることもザラにあります。手間をかけずにどうしてもオークションに出したいという人におすすめです。

画廊(ギャラリー)での委託販売

ギャラリーは通常個人や法人向けにギャラリー内の絵を販売しています。それと並行して買取業務も行っているところがあります。

ギャラリーにはギャラリーお抱えのアーティストがいるので、ギャラリーが取り扱っているアーティストの作品を売りたい場合はそこのギャラリーに委託販売した方が売れやすい場合があります。また、販売する値段もギャラリーと一緒に決められ、手間もかからないのでおすすめです。

しかし、ギャラリーに展示してもらい、購入希望者が現れたら連絡が来るという形なので、必ず売れるとは限らないというデメリットもあります。すぐに換金したい人にはおすすめできません。

NFTマーケットプレイス

NFTの場合は基本的に専門マーケットプレイスで購入することになります。NFTはインターネット上でいつでもどこでも取引が可能です。

NFTマーケットプレイスの情報が知りたい方は以下の記事を読んでください。

【利益75億円】有名NFTアーティスト9選!おすすめNFTマーケットも解説

2021年6月19日

まとめ

最後にまとめです。美術品投資のメリットは

 

  • キャピタルゲイン(買値と売値の差額)が得られる
  • 減価償却できる
  • ほかの投資と比べ価格が安定している
  • 保有している間、鑑賞して楽しめる

 

美術品投資の難しいポイントは

 

  • 美術品の保管
  • 換金の難しさ(業者の選定・日本の市場の狭さ)
  • 目利きが難しい

大きく分けると以上の様になります。

 

初心者が気軽に始められる美術品投資としてはNFTアートがおすすめです。NFT投資に興味のある方は以下の記事を読んでください。

【話題のNFTで稼ぐには?】NFTの投資方法・メリットやデメリットについて徹底解説 

2021年7月9日

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA