NFT日本人アーティストインタビュー第7弾!!《ふがしさん》

NFT日本人アーティストインタビュー第7弾では、繊細なタッチで日本のお城などの風景画を描くふがしさん(@fugashi_oishi)をインタビューしました!

本インタビューでは、ふがしさんのNFT創作を始めたきっかけや作品に対する想いなどを伺いました。

 

 

ーー創作のきっかけを教えて下さい。

ふがしさん(以下、敬称略)
元々絵を描くことが好きで大学も芸術大学に通っていました。
最初に就職したところは全然違う業種でしたが、その会社を退職した時に、せっかく元々絵が好きだったのでデザインとか絵の仕事が何かできたらいいなと思いまして。

色々お仕事のご依頼を頂いたりしながら、ほそぼそと絵を描いたりデザインすることを続けていていました。

一方、2017年くらいから仮想通貨をチェックしていてちょっと触ったりしていました。NFT自体も割と早い段階で知っていたと思います。(NFTという)言葉自体は知っていたのですが、難しそうで面倒さが勝ってしまって手を出さずにいたところ、知り合いが「やってみたら?」と言って下さって。

今年の8月下旬くらいに、それがきっかけでちょっと触ってみようかなと思ったのがNFT創作の始まりです。

 

ーーNFTを勧めたご友人というのはIT関係の方ですか?

ふがし 元々仮想通貨に触れていて、そういうことに詳しい投資家みたいな方です。

 

ーーご自身も、初めは投資として仮想通貨に関わっていらっしゃったのですか?

ふがし 私は2017年の夏頃にちょうど仮想通貨が上がってきている時にたまたま知ったんです。
その時、仮想通貨を買うほうが銀行に預けるよりは増えそうだなと、単純な理由でちょっと触ったくらいです。なのでがっつりは触っていないです。

 

芸術大学出身ということですが、芸術大学に入るのはものすごく難しいイメージがあります。小さい頃から芸大を目指していらっしゃったのですか?

ふがし いえ、絵を描くのは趣味でずっと続けていたんですけど、そこまで明確な夢や目標があった訳ではないです。ただ好きで続けていたという感じです。

大学も一番最初に受験した大学は全然違う学部を受験していて、一回落ちて一年フリーだった期間があったんです。その時期に「どうせ一回落ちたんだから、次は自分が一番興味があること、絵を描く方にいってみようかな」と思って、そこからちょっと頑張りました。

 

ーーすごいですね。芸術大学といったら5年、6年浪人している人もいると聞いたことがあるんですけど。

ふがし 私も時間がかかることが想像にあったので、多分今からやっても2〜3年ロスが生まれるなと思いました。なので、最初にまず専門学校に入って、2年学んでいる間に勉強してそこから芸大に編入するという道が一番スムーズだと思ったんですね。

専門学校に入って2年通ってからの編入試験は結構大変だったんですけど、その後芸大に編入したという感じです。

 

ーー話は変わりますが、ふがし様のモチーフは基本的に日本の風景ですが、日本の風景へのこだわりや作品コンセプトをお聞かせください。

ふがし 元々旅行とか一人旅がすごい好きで、コロナ前は国内外に一人で出かけることが多かったんです。いつもキレイな風景を見たり、いい体験をした時に、この風景と感情を絵にできたら楽しいだろうなというのはずっとぼんやり考えていました。

ただ今まで風景画というものを描いたことがなくて、普段の趣味では風景画はたまに描くくらいで、人物の方が描く機会が多かったですね。けど、今回NFTという全く新しい世界で何か描くとなった時に、せっかく新しい場なのだから今まで描いたことがない描き方に挑戦してみようかなということで風景画に挑戦してみました。

 

ーー逆に今まで作っていた人物画はNFT化していく予定はないですか?

ふがし 今、日本のNFTはかわいい女の子のイラストとかがすごく流行っているというのを感じているんです。
けど、今のところは風景を描いていてすごく楽しいんです。

頭のどこかで、女の子のイラストを描いたら流行りに乗れるのかもしれないという風に考えることはあるんですけど。
でもたぶん(実際に描いたら)すごい流行を意識した絵になりそうというのがありまして。

「こうやって描いたら買ってくれる人いるんじゃないか」と利益優先で描いてしまうよりも、自分が好きな気持ちで描いていられる風景画を今はメインにしようかなと思いました。

 

ーーあまりゴリゴリ売っていこうという気持ちはない印象を受けますね。

ふがし もちろんお金は誰でも必要なものだし、売れたら嬉しいのですが、これで儲けるぞという感じではないかもしれません。それよりは、NFTはすごく新しいものだから、(今まで絵とかアートを見てこなかった人でも)見る機会が増えていると思っていて、このNFTというものをきっかけに私を知ってもらえたらいいなというのが一番です。

 

ーーにも関わらず、実際かなり売れているというのがすごいですね。

ふがし ありがたいことに、ちょっとずつ手にして頂けてうれしいです。

 

ーー私(質問者)も試しにNFTを出品したことはあるんですけど、全く売れませんでした(笑)。売れてる方は本当にすごいと思います。過去のツイートを見ましたが、0.15ETHのオファーが来ているのがすごいですね。

ふがし そういうオファーが来るのもうれしいです。
が、その作品かわからないですけど、買った人がオファーを受けなかったんですよね。
それもちょっとうれしいというか(笑)。

今NFTは投機対象でもあるので、好きだから買うというよりは儲かるから買うという感じで動いている人も多いと思います。

その中でも私みたいにフォロワーが少ない状態でも、私の作品を気に入って買って下さっていて、買ったときの3倍のオファーが来ても、「受けません。ごめんなさい。」というDMをわざわざ下さる人、「まだ手放したくないから二次流通させたいけど、(売却オファーを断って)すみません」というDMを下さる方、印刷して部屋にわざわざ飾って下さる方もいて。

そういうのを見ると「本当に作品を気に入って手に取って頂けたんだな」と思って、結構うれしいです。

 

ーーNFTを始めて2ヶ月くらいですかね。その中で印象に残っている出来事はありますか?

ふがし 最初に「NFT始めるぞ!」って出品した時は、私にNFTを勧めてくださった人が「記念に」ということで買って下さったんです。すごいありがたいなと思って、その後ずっと描き続けて、しばらくは先駆者のみなさんと同じように全然売れることもなく、ただ作品が少しずつ増えていく期間がありました。

どのくらいの期間があったかわからないですけど、ある日私の作品で東京タワーを描いた作品があるのですが、それが1枚売れて。

その通知がOpenseaからメールで来るんですけど、一人部屋で「わーーー!」って騒いで、本当に歌って踊って騒いでたんです(笑)。けど、その同じ日に別の作品も連鎖的に2つくらい売れて、本当に売れたんだというという実感が湧いてきて一人で泣いてました。土曜日だったんですけど、あまりにうれしくて一人で泣いて「名探偵コナン」を見逃したというのがすごい印象に残っています(笑)。

今までは趣味で絵を描いて、それを見てくれる方がいても、「誰かが見てくれている」というのは分かるけど、どこかぼんやりしていました。

それがNFTの場合はちゃんとお金を出してまで自分の作品を欲してくれる人がいる、というのが明確にわかるというのがすごい嬉しかったです。

 

ーーちなみにどういう方が買ったくれたのか特定できましたか。

ふがし はい。何人かはツイッターのアカウントも分かってお礼を言いました。

 

ーーNFTアートは、ピクセルアートのように制作に時間がかからないものがたくさんあります。その中で、ふがしさんのお城の作品などは制作にかなり時間がかかっているんじゃないですか。

ふがし すごいかかりますね。一日一点が限界です。

 

ーー1作1作にかける熱量が感じられますね。最後にフォロワーの方や記事を読んで下さっている方に伝えたいことはありますか。

ふがし まずは作品を手に取ってくださった方になんですけど、こんなに幾千万という作品がひしめき合っている中で、私の作品を手に取ってくださったということに本当に感謝を伝えたいです。

これからも描き続けるつもりなんですけど、私がこれからずっと描き続けるとしたら、今出品している作品は初期の作品になります。初期の作品を手に取ってくださった方に恩返しができる人間になりたいと思っています。

例えば私が描き続けていく上で少しずつ私の作品の価値が上がっていけば、最初に手に取ってくださった方が、次の方にお譲りするときに少しでも価値が上がっていたら、その分が少しでも恩返しになるんじゃないかなと思っています。なので、今はその恩返しの分が少しでも大きくなるように頑張って楽しく描いていこうと思います。

ゆくゆくは、「フィジカルのアート作品とNFTアート作品の両方を使った作品展を開きたい」という目標も持っているので、こちらの方も暖かく見守っていただければと思います。

 

ーー本日はありがとうございました。

という訳で今回はふがしさんにお話を伺いました!。ふがしさんは現在「日本百景(麩選)」の100作品を制作中です。最後まで読んで下さったみなさんの目でぜひご覧になって下さい。

ふがしさんのOpenseaコレクションを見る

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