【初心者向け】NFTと仮想通貨の違いを完全解説!購入前に知るべきこと

「”NFT”と”仮想通貨”は一体何が違うのか?」

ブロックチェーン初心者は、誰しもこの疑問を持ったことがあると思います。

”NFT”と仮想通貨は両方ブロックチェーン関連の技術ですが、実際は全く別ものです。

本記事では、この2つの違いを分かりやすく解説していきます。

nft

【初心者向け】NFTとは結局何?なぜ価値がある?特徴や課題を徹底解説

2021年7月23日

NFTと仮想通貨の違い

仮想通貨は代替可能、NFTは代替不可

NFTは Non Fungible Token の略称です。

つまり、NFTとはfungibleでない、すなわち代替不可能なトークンという意味です。

では、そもそもfungible,すなわち「代替可能」とはどういうことでしょうか。
「代替可能」なものの代表例が日頃我々が使用している「お金」です。

例えば、普段使っている1,000円札。こちらを東京のATMで入金します。そのあと、大阪のATMで出金したとしても、お札自体の価値は変わらないし、問題なく使うことができます。これと同様に仮想通貨であるビットコインも「代替可能」という特徴があります。どのビットコインでも数量が同じなら同じ価値です。

反対に、「代替不可能」なものはどんなものがあるでしょうか。

身近な物だと「運転免許証」がそうです。Aさんの運転免許証とBさんの免許証では、同じ1枚の紙であってもそれが持つ社会的意味は全く別です。Aさんの免許証はAさんの身分を証明する唯一無二のものであり、Bさんにとっては何の意味もないものですよね。

NFTもこれと同じです。

例えば一個のNFTがあったとしたら、それを別の一個のNFTと同一視することはできないのです。技術的な側面から以上を言い換えると、「NFTは仮想通貨と違って、それぞれのIDを持っている」ということです。各NFTのIDは実際にブロックチェーン上に記録されており、誰でも参照・確認することが可能です。

NFTと仮想通貨は取引の方法も違う

仮想通貨とNFTは購入方法も違います。仮想通貨は販売許可を得た取引所や販売所で、法定通貨等(日本円やドル)を使い購入するのが一般的です。

一方の NFT は、NFT専用のマーケットプレイスで仮想通貨を使って購入することが多いです。代表的なNFTマーケットプレイスとして、海外のOpen Seaなどが挙げられます。

※ちなみに日本でも2021年4月に「nanakusa」というNFT マーケットプレイスがリリースされています。

また、弊社が運営する「NCOMIX」でもNFTの購入が可能です。こちらはクレジットカード決済を行えるので、初めての人でも購入しやすいです。

 

NFTの代表的な例

NFTと仮想通貨は社会実装のされ方も全く異なっています。

仮想通貨よりもさらに歴史が浅いNFTですが、実は既に多くのサービスで活用されています。

具体的な事例を見ていきましょう。

 

ブロックチェーンゲームのアイテムがNFT化される

流通量が多いNFTとして、ブロックチェーンゲームのアイテムが挙げられます。

ブロックチェーンゲームというのは、その名の通りブロックチェーン上で実装されているゲームで、運営すらも完全にはゲームの設定をコントロール出来ないのが特徴です。昨今はこのブロックチェーンゲーム上で使用されるアイテムが NFT 化し、流通しています。

同じブロックチェーン上のゲームであれば異なるゲームタイトル間でアイテムを送りあえる場合もあるのが面白いポイントです。

 

スポーツの映像がNFTとして販売される

スポーツ関連のNFTも盛り上がりを見せています。

代表的なスポーツ関連NFTとしては、NBA TOP SHOTが有名です。これは選手のハイライト動画を複数収めたパッケージを NFT 化して販売しているもので、このパッケージの所有権を購入したファンは再販市場で自由に売買可能です。

中でも、”NBAのキング”と称されている”レブロン・ジェームズ”のアイテムは超人気です。彼の20秒ほどのプレー動画のNFTに、約2,270万円の価値がつけられています。

業界としてもかなりの盛り上がりを見せており、2020年は1,370万ドル(約13億7,000万円)の販売額でしたが、2021年上半期では24億7,000万ドル(約2,470億円)と大きく成長しています。

 

アート作品がNFT化される

形のないデジタルアートでは所有権や著作権を明確にすることが難しかったです。しかし NFTを使うことによって、無形物であるデジタルアート に所有権や著作権を持たすことができました。 最近では18歳のデジタルアーティスト、ビクター・ラングロア氏が販売したNFTアートが216万ドル(約2億4000万円)の値を付けました。

 

リアルの商品に紐づくNFTもある

2019年スポーツ用品ブランドのナイキも、イーサリアムのブロックチェーン上で、靴の NFT トークン化をしています。これはrNFTと呼ばれます。

靴の購入者は、所有者IDとNFTのトークンIDを照らし合わせることで、その靴が間違いなく純正の製品だと証明できます。

参考)https://crypto.watch.impress.co.jp/docs/news/1223816.html

 

NFTを購入するメリット

ここからは、NFTを購入することで享受できるメリットを見ていきます。

 

ブロックチェーンゲームのNFTのメリット

まずは、ブロックチェーンゲームで入手出来るNFTの購入メリットです。

 

コンテンツが流用可能

ブロックチェーンゲームでは、あるタイトルに飽きたとしても、これまで獲得したアイテムなどを別ゲームに持ち込むことが出来ます。

これはブロックチェーン上に実装されたNFTならではのメリットです。

今までは、ゲーム内に愛着のあるキャラクターがいても、そのゲームをクリアしてしまうと後には何も残りませんでした。しかし、ブロックチェーンゲームのように他のゲームに流用できれば、愛着を持って育てたキャラクターを使い続けることができます。

 

アイテムの保有履歴が半永久的に記録される

そして、購入・獲得したブロックチェーンゲームのNFTの保有記録は、公明な記録として残ります。

仮想通貨の場合と同じく、NFT保有記録の改ざんは困難なので、安心して保有できます。

 

RMT(リアルマネートレード)

RMT(リアルマネートレード)で利益を狙えるのもブロックチェーンゲームのNFTの魅力です。

RMTとは「ネットゲームのアイテムやアカウント等を、ユーザー同士で現金や電子マネーで売買をする」ことです。

従来のゲームでは、基本的にRMTを行うことはタブーとされていました。理由としては、市場に悪影響を与える可能性があったからです。

ゲーム会社はアイテムなどに課金してもらうことで、売上を上げています。
が、RMTが行われると、売上が流れてしまいます。

しかし、RMTにNFTが加わることにより、ゲーム会社の管理下で、ユーザーがアイテムやキャラクター、アカウントの所有権を持つことができます。これにより、ユーザー間による金銭トラブルや詐欺行為の抑制に繋がります。なので、タブーとされていたRMTが逆に推奨される動きが出ています。

一部では、これを持って「ゲーム業界に革命がおこる」と注目されています。

 

転売で利益を狙える

NFTはやはり転売で利益を狙えることも魅力です。

再びブロックチェーンゲームの話になってしまい恐縮ですが、例えば育てたキャラクターやアイテムを売買することが可能です。

中でも、CryptoKittiesといったタイトルは有名です。

CryptoKittiesは、仮想上の猫(Kitties)を繁殖させたり交配させたりして、珍しい猫を誕生させていくゲームです。(たまごっちのイメージに近いです。)ここで誕生した猫を販売・転売し、仮想通貨の利益を狙うことができます。

実際、Open SeaなどのNFT販売プラットフォームにはゲーム関連のNFTも多数出品されています。

 

所有することがステータスになる・満足感を得られる

アート作品などのNFTを持つことで、ステータスになったり、満足感を得られるのもメリットです。これは「所有」という概念が強調されているNFTありきです。

 

NFTのデメリット

次に、NFTのデメリットも紹介していきます。

 

その1:著作権との違いがややこしい

作品制作者のみならず、購入者も注意しないといけないのが著作権です。

所有権と著札権は法律的に別の概念です。

例えば、原理的には制作者以外が著作権を持っていないのにも関わらず、コピー品をNFT化して売ることができてしまいます。これは、発覚すれば当然問題になります。
NFT取引では、相手がそのNFTを販売する権利を持った人物なのかをよくよく注意する必要があります。

 

その2:仕組みが洗練されていない市場での購入は危険

ここで考えられるリスクは、詐欺はもちろんですが、数年後に機能しなくなる可能性があるということです。

具体的に説明します。

例えば、あるゲームのアイテムがNFT化され販売されているとします。この時、ブロックチェーン上にあるのは、そのアイテムのアドレスのみです。アイテムのイラストやゲームのシステム環境はゲーム会社のサーバー内にあるので、サービス停止とともにアイテムが利用できなくなる可能性があります。

この時、ブロックチェーン上にはNFTが存在しており、その所有権はIDを割り当てられた所有者の物ではあります。が、そのNFTに期待されていた価値が一切なくなり、売買価格を大きく損うことも考えられます。

この事態を”トレーディングカードゲーム(TCG)”と比較すると分かりやすくなります。

TCGでは運営が倒産しても、カードを所有し続けることが可能です(これはNFTも同じですね)。TCGのルールさえ知っていれば、引き続き誰かと遊ぶことができます。しかし、NFTゲームでは、そうはいかない可能性があるということです。

 

その3:ガス代高騰化

NFTのほとんどがイーサリアムベースで取引をされているため、ガス代が近年非常に高額になっています。ガス代とは、イーサリアムのプラットフォーム上で取引が行われたときに発生する手数料で、つまりNFT購入時に生じる追加コストです。

ガス代はオークション形式で決まり、「手数料を多く払った順」にブロックチェーン上での取引処理が行なわれます。

2021年6月のガス代の平均は4.5ドル(約450円)ほどに急落しましたが、イーサリアムの価格が1,000ドル(約10万円)に上がり始めた2021年1月では、平均10.2ドル(約1,000円)となりました。ちなみに現在のガス代はこちらのサイトから確認できます。

GAS NOW:https://www.gasnow.org/

 

まとめ

NFTと仮想通貨は同じブロックチェーンの概念ですが、実際には別のものです。

NFTと仮想通貨の違い
・仮想通貨は代替可だが、NFTは代替不可

・NFTは固有の価値を証明することができる

・仮想通貨とNFTは取引方法も違う

大きくこの3点です。

NFTというアイデアを取り入れることで、これまで流通不可能だったコンテンツに新たな価値が見出されるようになっています。実際に、NFTへの投資も活発化している流れもあります。

もしNFT投資に興味がある方はこちらの記事も参考になるはずです。ぜひご覧ください。

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